概要
社内で日常的に発生する「規定・手続き系の問い合わせ」を、AIチャットが一次対応する構成です。 FAQ・社内規程・業務マニュアルをベクトル検索で拾い、Difyの回答生成ノードで 出典付きの回答を返します。担当者は判断を要するケースだけに集中できます。
テンプレートには、質問の意図分類、検索クエリの正規化、回答の禁止事項ハンドリング、 そして「答えられない場合の人手エスカレーション導線」が含まれています。
何を解決するか
想定利用シーン
- 社内ポータル / Teams / Slack に埋め込む一次窓口
- 入社直後の社員が「まず聞く」場所として
- ヘルプデスクの負荷分散、営業時間外の受け皿
- 過去問い合わせを再利用して、FAQを継続改善する運用
Difyワークフロー概要
入力 / 出力
Input
- ユーザーからの自然文の質問
- 部署 / 役割の属性 (任意)
- 会話履歴 (継続時のみ)
Output
- 回答本文 (Markdown対応)
- 出典 (ドキュメント名 + 章タイトル)
- 関連する追加質問候補
- 低確度時: 人手エスカレーションフラグ
導入の流れ
FAQ・規程資料の棚卸し
まずは対象範囲を絞ります。全ドキュメントを一度に入れず、 対応頻度の高い上位20〜30文書から始めるのが実務的です。
チャンク分割とメタデータ付与
章・節単位でチャンク分割し、部署・改訂日・機密区分をメタデータ化。 後で「古い規程を引かない」フィルタに使えます。
Difyでナレッジ登録・検索設定
ベクトルストアに投入し、リランクの有無を検索精度と応答速度のバランスで判断します。
回答テンプレートと出典表示の調整
「参照した文書名 + 章」を必ず末尾に出す指示、 および「わからない時は正直にわからないと答える」制約を組み込みます。
エスカレーション導線を接続
低確度回答時に人手対応へつなぐSlack通知 / チケット起票を接続。 未解決ログはFAQ改善のインプットにします。
注意点
関連ユースケース
関連記事
関連ツール・ベンダー COMING
このワークフローを支える周辺ツール群を整備中です
ベクトルDB選定、Cloudflare Workers上の認証プロキシ、ログ基盤 (D1 / R2) など、 本番運用を支える構成要素を「関連ツール」「ベンダーハブ」ページとして整備予定です。